「…ハルくんもこっち方向?」 「え?あぁ…うん」 ハルくんは、窓のほうしか見ずにただ頷いた。 さっきみたいな無言が続いて、 気まずくなったあたしは。 隼斗にメールをうった。 …今から帰ります…っと。 来る前に夕飯を作ってきたから、 もう食べ終えてるだろうし。 寝ちゃってるかな。 「…西原」 「……うん?」 「何でタクシーなんだよ」 「へ?」