「……お節介だって思ってるなら、もう関わんないでよ…あたしに。
……帰るね」
麻耶ちゃんは、まだ笑顔だった。
佳苗とけんかなんかしたくなかった。
「もう…最悪だ、あたし…」
道を歩きながら、独り言を呟いた。
そして、
…こんな日に一番会いたくない人からメールがきた。
“夜ヒマ?久しぶりに飲みに行こう。返信待ってる”
悠からだった。
ったく…こういうときだけあたしを使いやがって…
泣きそうな気持ちになりながら、返信した。
メールの本文に何度も、好き、って打とうとした。
でも、やっぱりできない。
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