「・・・はいる。
あ、ちょっと待って。このアルバム片付けてくる」



日向が生まれてから買ったアルバムには、たくさんの写真が張ってある。



棚にしまって、浴室へ。





「・・・・っ・・」


「緊張してんの?」


「違うけ…ど、
なんか……」



隼斗の肌が直にあたって。



ドキドキする。



「奏未、」


後ろを向くと、


唇が重なって。



そのまま…――――――。







「ママ…?」


「起きたの?
朝ご飯食べよっか」


「うん…。パパまだねてるの?」



「うーんと・・・、疲れてるんだよ。日向が起こせば起きるかも」