「今日の隼斗…意地悪だ」



「どうかな。
ほら、そろそろ朝飯食おう」



「うん」



隼斗が作ってくれた料理を食べていると。



家電に電話がかかってきて。



相手は…佳苗の旦那さんの圭くんだった。



『奏未さんですか!?
立花です』



立花が誰だか、最初分からなかったけど。


声で圭くんだとわかった。



そういえば、あたし、ちゃんと佳苗の名字聞いたこと無かったかも…。