「また蹴ったよ、赤ちゃん。隼斗に会いたいって」 『本当に?』 「うん…。 でも、あたしが一番会いたい」 『……』 「あれ?照れました?」 『……お前、まさか酒飲んでないよな?』 「飲んでないよ。……」 じゃあ、と電話を切って。 頑張って思いっきり笑顔で、皆のところに戻った。