俺が耐えられなかった。


いずれ離れていくと思うと、不安でいっぱいいっぱいになるんだ。



あいつの温もりを腕に頭にしっかり焼きつけて。



自分から逃げ出した。









冷たい夜空が胸に刻まれた。











一瞬でも、光が見えたような気がした。



でもそれは、ただの幻覚で。



俺は単なる邪魔者にしか過ぎていなかった…。