「‥‥‥――――――」


病院…電話‥‥‥‥‥



足がふらついて、動けなくて。



そんなときに…



「加藤!!」


懐かしい声がして。


すぐにハルくんって分かったんだ…。


「どうした!?大丈夫か?」


「傷口…開いたかも……しれないの。
隼斗…に電話……」



腕を動かすと背中が痛くなって、隼斗に電話してもらった。




それから…あたしは、ハルくんと一緒にタクシーに乗って、病院に向かった。