「わぁ…っ!奏未ん家広ーい」 「そんなことないよ、那智ちゃん。物がすくないからそう見えるだけだよ」 「そうかな〜? でも、きれいにしてるね、いい奥さんって感じするよ」 「ありがと」 佳苗と那智ちゃんとハルくんに紅茶をだして、皆で昔話とかしてた。 「那智と悠は瀧高進んだじゃん?楽しかった?」 「うん、楽しかった。悠とは2、3年のとき同じクラスになったよね」 「‥‥そうだな」 本当は、あたしも瀧高に行くはずだった。