冬の道路は凍るから、
早めに向かおうって決めてたのに…。
「ごめん、隼斗…‥」
「いいよ。
ゆっくり行こう」
隼斗の実家があったところは、あたしの実家よりもずっと遠い。
だから、早く支度しなきゃならなかったのに〜!
急いで朝ごはんを食べて、お墓参りの準備。
車を暖めて、そして昨日買ったお花を積んで。
「行こっか、奏未」
「うん」
家を出た。
運転する隼斗の横顔は、
見る度にドキドキして、きゅんてして。
ちらっとこっちを見る隼斗と目が合うと、
あたしが照れて顔が明るくなるのが自分でも分かる。
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