・・・・・・・、


何も喋れなくなった佳苗。


席に座った圭くんは、

そんな佳苗に。


封筒を渡していた。


「な…何?…これ」










「佳苗さん、
俺と結婚してください」



「え…」



「子供出来たとか関係無しに、
もともと俺が大学を卒業したら告白するつもりだった。
佳苗さんとは、ちゃんと…その、恋愛したかったから…」



「でも…今から結婚したら‥‥学校は?子供産まれたらお金かかるんだよ?」



「俺が、佳苗さんを好きだからプロポーズするのは、だめ?」