それが例え、七日間しか人になれなくても。



それでも守りたいと思う気持ちは強く、迷いは一切なかった。



「それでもいい。仲間が守れるなら」



そうして、月の魔法により花は少年になった。



のちに花を守る少年を、人はこうよぶようになった。






月光花の守人。