雪羅side ー数日後 私は街灯の下に凭れていた 「暑い……」 私は薄く施してあるメイクがとれないように持っていたハンカチで汗を拭いた。 「………よし…」 私は一瞬だけ変化を解くと、背中と着物の間に氷を形成した。 妖力を氷に流し込むと、満足げに微笑んで人間の姿に変化する。 「ごめん、遅れた…」 私は顔を上げた。そこには私を呼び出した張本人、四月朔日君が息を切らしながら私の前に立っていた。 Tシャツにカーゴパンツと言うラフな格好の四月朔日君は、少し緊張した面持ちだった。