トモの舌が強引に私の舌に絡みつく

その動きはどんどん激しくなって
私の思考を乱していく

「ん・・・」

トモの舌は私の唇を這うと耳元に移動した
そして耳元で
わざといやらしい音を立てながら動く

「あ・・・ん」

「好きだよ」

トモのその一言が
あの時のリクちゃんの言葉と重なる

リクちゃん・・・

私すごくいけないことをしてる気分だよ

リクちゃん


ごめんね



押し倒されてトモに乱暴に服を脱がされていく
トモは私の胸を痛いほど撫でまわしながら歯を立てたり舌で激しく責めてきた

「あっ・・・」

そして私の足をすごい力で開いて
そこへ顔を埋めた

「ん・・・トモ、だめ・・・あー」

こんなに感じさせてくれるトモは
本当に久しぶりで
私は恥ずかしさと悦びと気持ちよさで
おかしくなりそうだった

「あっ・・・あっ」

トモが大きな音を立てて私を舐めまわす

そして今にも溢れそうなそこへ指を埋めた

指の数が増えていく感覚に比例して
私の喘ぐ声が部屋に大きく響く

「もっとぉ・・・あぁん・・・」

「もっと?・・・なにが欲しい?」

トモの指と舌が激しさを増す

「トモが・・・トモが欲しいよぉ」

トモの髪をグシャグシャに掴んで
私はこれ以上ないほどの
甘えた声を出す

「んん・・・トモのがいぃ」

「好き?」

トモが顔をあげ、激しく指を動かしながら私に聞いてくる

「俺が好き?別れない?」

私は
達しそうになりながら必死で首を降る

「好き、トモじゃなきゃいや・・・」

するとトモは指を抜いて私の奥へ奥へ入りこんできた

「あ・・・トモ」

苦しくて気持ちよくて思わずしがみつく私に、トモは激しいキスまで与えてくれた

おかしくなりそうだった

トモの一回一回の体の動きすべてに
体がビクビクと反応を繰り返している

もう、こんなになっちゃってるのに
トモの動きはどんどんと激しさを増す

「あぁーん!壊れちゃうよぉ!だめっ!」

そして

「あ・・・!!」

私は達してしまった

それでもトモはやめてくれない

「つぐみ、満足?」

「ん・・・もぉ・・・だ、め」

するとトモも声を漏らして
私の中へと熱いものを流し込んだ

私達は

そのまましばらく重なりあっていた