やっと唇を解放されると次は服を脱がされた
あらわになった私の胸にトモはいやらしく舌を転がす

「あ・・・あぁ、トモぉ、ん・・・」

トモの手が下腹部を通り下へ下へと滑っていく

「もうこんなに感じちゃったわけ?」

わざと意地悪な声を出しながら、トモが到達した先を指でやさしくなでまわす

「やぁん、トモ恥ずかしいよぉ・・・」

必死で言葉を放った私の口は再び塞がれる

さっきよりも更に激しいキスを受けながら、侵入してくるトモの指先に私の体はどんどん反応してしまう

「あ!・・・ダメ!・・・もぉ、あっ」

そして、もう少しでという直前に

「待って、俺と一緒にいかなきゃダメ」

耳元で囁かれ同時に私の中に絶妙なタイミングで、トモが押し込まれた

「あぁん、トモぉ・・・」

「すげー、気持ちいい」

トモの動きに比例して私の声も部屋に大きく響いていく

「私、も・・・ね、トモ・・・私、以外と、こんな・・・コトしちゃ、やだからね?あっ・・・」

私の切ない訴えに
快感で色っぽく顔を歪ませながらトモは頷く

「しねーよ・・・あ、もういい?」

「ん・・・いぃ、よ」

そして早くもトモは果ててしまった

体を離された私は、残念に思う気持ちを隠して乱れた息を整える

もっといっぱいして欲しかった

物足りなく感じながら隣で疲れ果てたトモに抱きつくと

「俺、シャワー浴びてくるわ」

トモは立ち上がりスタスタとシャワールームへ消えて行った

しわくちゃのベッドに残されて
私はなんだか泣きたくなった

さっきの快感もすっかり忘れてしまいそうだった