『はぁ・・・ん・・・』

我慢できなくなって起き上がり
今度は彼を寝かせてその上に乗った
白いシャツのボタンを外すと
恥ずかしそうに彼は顔を歪めた

『可愛い・・・』

思わず口にしてしまった
私を見上げる彼はまるで小犬みたいで
苛めたくて仕方なくて
脱がしたシャツで彼の腕をきつく縛り上げた

『嬉しい?』

彼はトロンとした目をして頷いた
たまらなくなって彼の耳を噛む

『あ・・・ダメ』

『ダメじゃないでしょ?』

彼の太ももに手を滑り込ませて
その感触を楽しみながら
軽く唇を噛んで首筋に舌を這わせた

『ねえ、私の事、好き?』

彼が苦しそうに頷くので
腕をほどいてあげると彼は私を押し倒して思い切り抱き締めてきた

『つぐみちゃん・・・好きだよ・・・俺、一目惚れしちゃったんだ』