あれは、 小学校6年の 10月の秋だった。 まだ公園で遊んでた頃。 「瑠実ぃ?本当にいいの?」 「うん!いいの!みんなで遊んできて?」 「本当に大丈夫?トイレ行けば?」 「そういう痛みじゃないからいいの」 あたしは笑顔で言った。 「そっかぁ、じゃあ.また来るね!」 「うん...」 そう言ってみんなの姿が見えなくなってく。 ハァ、 痛っ... あたしは生理痛で遊べなかった。