「優乃、俺な目の色嫌いねん」


「え?零君…?」

あっという間に青になり走り出し



―ブロロロロ―



“優乃、俺な目の色嫌いねん”

この言葉には深い深い意味を
あったんだよね…。


「とーちゃくっ(ニコ)!」


「あっここ凄く美味しいって
有名な所だよね!?」


「そうなんか?ここ俺の
お婆ちゃんがやってる店なんよ」

「へぇ!お婆ちゃんが!?
早く入ろっ♪零君っ♪」

「おぉ(ニコ)」


―チャランチャラン♪―


「いらっしゃいって零(ニコ)
隣の子はえらいべっぴんさんやな!!」



「あっ―…初めまして
有栖川優乃と言います」



「またこれは
べっぴんさんのうえに礼儀まで
私は、零の祖母や。よろしゅーね」

「はいっ(ニコ)」



「べっぴんやろ?
俺がすきなセット2つお願い♪」

「はいよ♪」


零君は、一番いい席に案内を
してくれた


やっぱり、零君の家庭って
関西弁なんだ