〈おーっと中島選手、固まってしまった!そんな紙をひいたのでしょうか!〉 そんな実況の声をスルーしながら、俺はみなみちゃんのほうに近づいた。 「先生、きて」 「え?あ、うん…」 俺はみなみちゃんの手首を掴んで歩き出した。 「ねぇ、みなみちゃん。俺たちがつきあってるのがばれなきゃいいんでしょ?」 「あ…うん。まぁ…」 「なら、みなみちゃん連れて行っていいでしょ?」 俺はひらひらと紙を見せながら言った。 「……!!!!//」 みなみちゃんは目を見開き、すぐに真っ赤になってこくんと頷いた。