女の子たちはゆうきに注目しているからばれてないんだけど、もしほかの人にみられていたらどうするのよ…。 そう思いつつも体は正直でゆうきの手にスポーツドリンクとタオルを置いた。 ゆうきはふっと笑って。 「あ り が と」 ってまた口をパクパクさせて戻って行ってしまった。 もうあたしはゆうきの迷路にはまってしまったんだ。 もう抜け出せない。