「おい大丈夫か?」 香月のおでこに手をやるとほんのり温かかった。 「んー…まぁ熱はないな!」 「……当たり前じゃん。あんたがあんなことするのがわるいんじゃん」 「ん?なんか言った?」 ぼそぼそと香月が言った。 いつもははっきりという香月が…珍しいな…。 「なんでもないわよ」 「あ、そう。コンビニついたぜ」 それからクラス全員分の朝食を買って学校に帰った。