病室まできて告白だなんて勇気がある子だなぁ…。 だから盗み聞きしなくても聞こえてきちゃったんだ。 相変わらずゆうきはもてていて…。 こんなおばさんとつきあってていいものか…。 「たまたまきこえただけだよ」 「はいはい。あ、ねぇ」 「なに?」 ───ちゅ…。 あたしは顔が真っ赤のままゆうきに抱きしめられていた。