俺は家に入ると1つため息をついた。 あの美人と話していて知ったことは、名前は愛川 みなみ先生。 あと俺と結構趣味があうこと。 それに、俺に媚びてこなかったこと。 初めて、だな…。 あんな女。 愛川先生と離れて寂しいって思うことも初めて。 そんな思いが俺の頭の中をうめつくしていた。 なんだ、これ。 俺が先生を好きみたいじゃんか。 「ッ…………!!!」 “好き” 突然でてきた単語に俺は動揺した。 そうか。 俺はあの先生が好きなのか。