学校に着くと、キミがいた。


「あ!美香っ!」


「…な…ん、で……?」

どうしてここに居るの?


「…美香…、どうした?その目…??」


「…え?あ、これ…?これは……、昨日テレビ見ててさ。それで感動しちゃって…‼泣いちゃった。あははははは!」


私はキミに嘘をついた。



「…そ、うか……」



きっとキミは今も気づいている。













キミはいつも私が嘘をつくと
少し悲しそうな顔をする。





























だけど、あえてそこに触れないのが
キミの優しさ。











想いやり。