大好きなキミ。

「…あ!優斗の家の
お隣の美香ちゃん!?」

理衣さんは
驚いたような顔で私を見た。




一応、自己紹介したほうがいいよね……


「優斗の家の隣にすんでる
佐原 美香ですっ♪こんなんの彼女になっていただいて、ありがとうございますっ(笑)」


わざと明るく言う。




「…なっ、こんなんって言うなよ!」


「私は、事実言っただけだもん♪」


それから私とキミは言い合いになった。



しばらくすると

「ストーップッ‼そこまで!」


いきなり理衣さんが
大声で叫んだから、私もキミも驚いた。


「優斗さ…よく、こんな可愛い子が
近くにいて好きになんなかったねっ!」


「…そ、そん「当たり前じゃん。」

私の言葉はキミに遮られた。


「美香は妹みたいなもんだからな。」





ズキっ…




















分かってた。







分かってたはずなのに





































胸が痛い。