舞い散る花の導く先に

呉羽のちいさな体がより一層小さく見えた。

このままでは消えてしまうのではないかと思うくらい儚い存在に見えた。

呉「みなさんが望んでいるので私はこのままで過ごします。お見苦しいところを見せてすみませんでした。」

呉羽が頭を下げてその場からいなくなろうとする。

土「おい!!」

すると呉羽の体がゆっくりと傾く。

沖「呉羽ちゃん!!!」

とっさに抱きとめると呉羽ちゃんは僕の体を押し返す。

呉「私は雅じゃないので、優しくしなくていいんですよ」

今にも泣きそうな表情で微笑み、そう告げた。

そして、ゆっくりと意識を手放した。

土「呉羽?」

沖「すごい熱があるみたいです。」

僕の胸のなかで苦しそうに呼吸を繰り返す。

斎「山崎を呼んできます。」

周りが慌ただしく動き回る中僕は考える。

今の言葉の意味は、どういう意味だろうかと。