慌てて机に手を突っ込んだ。 あ。 机から出てきたのは、ケータイ小説。 しまった。 英語の課題もカバンの中だー。 あー。 7時。 「ねーねー、李胡。聞いてー」 「んー?」 よそ見もせず、英語の課題に没頭してる。さすが。 恐るべし吉田李胡。 「えと…。あたしね…」 「何々〜?」 「カバン……家に忘れてきちゃった…。」 「…………。」 「李胡?」 ピクピク動いてる。 「………ぷっ…」