はぁ…
6時55分。
ガラガラッ。
ドアが開いて、クラスメートが入ってきた。
「あれ?愛乃じゃん。今日早いね。」
「あ。おはよ、李胡。」
隣の隣、『吉田』と書かれた席に座る彼女は、吉田李胡(ヨシダリコ)。
優花と同じ吹奏楽部で、クラリネットを吹いてる。
「そーいえば、優花と小野寺は?いつも一緒に来てるよね?」
「今日は何となく早く出てきたの。」
「へー。珍しいね…。」
「てか、梨胡はいつもこの時間に来てるの?」
「…まぁね。」
恐るべし吉田李胡。
まだ7時やんけ。早いな…
と思ったら、英語の課題を出して、ときはじめた。
「あ、あたしそれやってない!!」
やっば!!

