君の耳はたいへん立派で 僕は無意識に、ただ普通に話していても 君は突然「淋しい?」とか「甘えん坊」と言う。 僕の無意識は無意識ではなかったらしく 君に言われると、まるでそれを認めたかのように押し黙ってしまう。 僕に会ったことのない君 君に会ったことのない僕 僕の声色は今日も 君に反応しています。 _