「生きる」ということ

でも、本心は違っていた。
もしもの時の薬を持ってくるのを忘れたから家に取りに戻らなくてはいけなかったのだ。
「おっけー!じゃあ、用意ができたら文の家に行くね!」
「うん。ありがとう!」
「あ、じゃね~。」
と美恵は曲がり角を曲がっていった。
私の家は反対の曲がり角を曲がって、大通りにでて、商店街を抜けたところにある。
私は、この商店街が大好き!

懐かしい匂い。
喋りかけてくれるおばちゃん達。
時々、あそぼっと行ってくる子供達。

そして、なによりもこのお店が大好き。
『にんまり喫茶店』
初めて訪れたのは今からちょうど・・5年前になる。