「・・・愛奈」

「え、あ、これは違うんです‥

気にしないでください・・・」


慌てて涙を拭いた愛奈。

・・・?!

何を思ったか、

急に立ち上がった愛奈は、


「すみません、ちょっと失礼します」

そう言って外へ出ていってしまった。


・・・


オレは驚きつつ、

会計を済ませ、

愛奈を追いかけた。