・・・

重い気持ちのまま、

愛奈が来るのを待った。

・・・

「お待たせしてごめんなさい」

「・・・いや」

・・・

いつもと違う服装に、

見惚れてしまった。

「なんか、変ですか?

ここのレストランは、

軽装では来られないので、

これを着てみたんですけど・・」


自分の服を見つめながら愛奈が言った。


「いや、よく似合ってるよ。

いつもと全然違うから、

見惚れてた」


「///」

オレの言葉に、顔を赤くした愛奈。

・・・

それを見ると、

自然と笑みがこぼれる。