理想恋愛屋

「な、なんでいんの?」


 オレの疑問に、さも当然かのように。

「言ったじゃない、あたしが品定めするって」


 はあ!?冗談じゃねーよ!


「あのねぇ、これは商売なの!!」

「こっちだって真剣よ」

 キラリと彼女の瞳が光った気がした。


「そんじょそこらの女なんかにあげられないわ」


 ギロリと凍てつくような瞳をした彼女の真意を読み取ることは、今のオレには到底できない。


「だから、あたし。当分ここにくるね」

「ちょ……っ!」

 こんな彼女に、オレの制止が聞くと思うか?


「ヨロシクね、しゃ·ちょ~っ」


 不敵な笑みとともに、天使の顔を持ち合わせた悪魔のような彼女が……



オレの元へ降り立った。