蒼にいきなり

手を引っ張られ

屋上に来た。

どぅしたんだろぅ…?

さっきのキスもあるから

蒼の顔がまともに

見れないよ…。

「紫苑…」

ビクッ

いきなり呼ばれたから

ビックリした。

「俺…お前が好きだ。」

え?

“お前が好きだ。”


ん?

へ?

…………。

『………えぇぇぇぇぇぇっ!?』

「そんなにビックリする事か?」

『するよ!…ウッゥゥゥッグスッ…』

「なんで泣くんだよ…」

『だってぇぇぇウゥゥッグスッ…うわっ!』

蒼にいきなり

抱き締められた。

「散々泣かせてごめんな?…で、返事は?(ニヤッ」

蒼が不気味な笑顔を

浮かべた。