「あ!!」 「え?」 急に侑にいが声をあげた。 「今日、帰り遅くなる」 「あ、そうなの?…夜ご飯いる?」 「いらない。勉強もなしな」 「うん…わかった」 私は返事をすると侑にいは家を出ていった。 なんで帰りが遅いか何て教えてくれない。 別にいいよ。 そんなことじゃこたえないんだから!!