「もうすぐ卒業か」 「はやいね…」 「うん」 屋上で、何気ない会話を始めてみた。 「結菜はプロポーズされたんだもんね!」 「…」 「いいなぁ、アタシと夏樹の方が付き合い長いのにさ!」 ははっ。 プロポーズされたけど。 別にすぐ結婚するわけないし…? …多分。 『卒業したら…結婚してほしい』 「ゆいなーかえってきて!顔がにやけてますよ?」 「あ、ごめんごめん!」 あの日の侑都の声が今でも残ってる。