私は侑都のところへ戻った。 「もうすぐ花火始まるぞ!」 「ほんとぉ?」 「あぁ」 そのあとすぐに花火が始まり、2人で花火を堪能した。 夏休みの間、侑都は私が行きたいって言った場所には必ずと言っていいほど、連れていってくれた。 祭りだってそう。 かなえだったからいいものの、他の学校の子に会う危険だってあるのに、侑都は私の希望を叶えてくれたんだ。 もちろん、宿題もやった。 侑都が教えてくれたりして! 侑都が仕事の日も多々あったけどね。