私には、なによりも大切な人。 ずっていれたらいいな。 侑都とわかれて部屋に帰ると、かなえがすぐに話を聞いてきた。 『よかったね』 って。 かなえも大好きっ。 修学旅行も明日で最後だ。 「おっし。結菜、夏樹、儘田、修学旅行最終日楽しもうね♪」 「うん!」 「そうだな」 「あぁ」 恭平はちょっと引きぎみ。 ま、昨日もさんざんかなえに振り回されたもんね。 「行くわよー!」 かなえが歩き出した。