「侑都を信用してる、から…信じることしか…できない。でも、信じたくても、…信じたくても…」 「…結菜。」 結菜を強く抱き締めた。 こんな結菜初めて見た。 「ごめん。そんな思いさせて。ちゃんと話すから…。」 俺は、美晴に連絡して来てもらった。 ガチャッ 「わっ侑都?」 俺が結菜を抱き締めてるから、美晴は声をあげた。 泣いている結菜は恐る恐る顔をあげた。 「結菜、こいつ前に言った従姉」 「あー。貴女が侑都をこんなぁにキモいくらいに甘々にした、彼女ちゃん?」