「あ、いたいた。雨宮先生」 「…!竹田先生」 結菜との時間をかなり空けて、俺が非常階段から部屋の前についたとき、竹田先生に呼ばれた。 「会議始まりますよ!」 「あー。はい、分かりました。」 開けかけた部屋のドアを閉め、竹田先生と会議をする、ロビーへ向かった。 「今日1日どうでした?」 俺が教師になって初めての旅行だからだろう。 「…生徒たちも楽しんでたみたいだし、よかったですよ」 「そうですか!」