「ご飯できたよ!」 「あぁ」 テーブルに運んで食べ始めた。 「「いただきます」」 いつも通りに2人で食卓を囲み、私はつきない話を侑都に話す。 侑都はうんざりせず、いつでもしっかり聞いてくれる。 3年になり、侑都は副担になって学校でも一緒にいる時間が増えると思う。 修学旅行が着実に近づいてきていた。 3年に上がってすぐから、修学旅行の計画がスタートするから。 『侑都と行けるっ』 という喜びに浸っていた。