あれから日数はたった。 今日は3月3日…結菜の誕生日。 多分俺が結菜の誕生日を知っていることを、結菜は知らないと思う。 驚かすつもり。 誕生日プレゼントは前もって用意しといた。 今日は普通に学校だったため、今はもう夜6時だ。 俺はかえって速攻、 「結菜、出掛けよ」 「うん!」 俺がデートに誘って結菜は断ったことがない。 だから、今日出掛けることも怪しまれないはず。 用意を終え、車で家を出た。