そのあと、私も身支度を整え、家を出た。 「結菜、おはよう!」 「かなえ、おはよ♪」 かなえには冬休みに会って全部話したんだ。 かなえは喜んでくれた! 『結菜の味方だからね』って。 学校につき、席についた。 前の席のかなえといつものように話している。 「もうさ、ホントにヤバイの!」 今日の朝のことも話した。 「まぁまぁ、結菜もついにノロけるときがきたのね!」 「もー!」 かなえはちゃかすが、しっかり聞いてくれる。