車を駐車場に入れて戸締まりをチェックしてると、助席の窓に目がいった。 また曇り始めている窓に、何か薄いのが見えた。 「…?」 見てみると、 "好き" そう書かれていた。 見た瞬間、恥ずかしくなった。 でも、結菜も可愛いことするな…。 結局、何を考えることもなく、答えが見つかることもなく、家に入った。 まぁ結菜は多分部屋だろ。