普通だったら、 『着いてからのお楽しみな!』 なんて笑顔で言ったりしない? 『着くまで待ってろ』 って…。 まぁ侑にいらしいけど♪ 「…ふふっ♪」 「…なに急に笑ってんだ?」 侑にいは顔を歪めて言った。 「うんん、何でもない!」 「…」 侑にいはふに落ちないようだけどそれ以上なにも言わなかった。 どこいくかわからないため、私は外の景色を見ていた。