「もぅ………バカ、。」


本心でバカだなんて思っていない。
そして、本性で言っていないってことだって分かってくれているから、ずっと微笑みかけてくれている蒼。






「おっと!!いけねっ!!イルカショーに行かなくちゃな^^」

そう言って、お姫様抱っこをされたままイルカショーのところまで連れて行かれた。








イルカショー開催の場所までの道のりが遠く感じる。
恥ずかしくって、恥ずかしくって、どうしても顔を覆ってしまう。


今まではずっと幼馴染だったし、それに喧嘩仲間って感じだった。
でも、今は違うんだ…







"恋人"なんだ。


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