「やっぱり、相沢くんって
優しいよね…。
こんな私に、優しくして
くれるなんて。」
「何、言ってんの。
オレは、野々村の事、
もう友達だと思ってるよ。
だから、こんな私にとか言わねーの」
わー、涙が出そう。
相沢くんの一言一言が
いつも嬉しすぎなんだよ…。
「ありがと。
私も相沢くんといると、いつも
楽しくて仕方ないよ。
手伝ってくれた時も、
合宿の夜話した時も…。
お見舞いの時はすっごく
ドキドキした。」
相沢くんは、
いきなり私に色々話されて、
少し戸惑っている。
私が何を言いたいのかわかってなくて、
きっと今、相沢くんの頭の中には
ハテナがいっぱいだと思う。


