よし!頑張るって決めたんだから…。 言おう…。 「今日はありがとうね。 助けてくれて本当に嬉しかった。 相沢くんってさー、よく私の事 助けてくれるよね?」 「え?」 「ニ年になってすぐ、 私が春休みの課題を運んでた時も 相沢くん手伝ってくれたよね?」 「あー、そういえば あったな。そんな事。 でも、あんなの当たり前だろ? 先生が女子にあんなに重いの 持たせるほうがありえないつーか」 相沢くんは、 笑いながら思いかえしてくれている。