私のコトを少しでも 見ててくれて、気になってくれてたのがすごく嬉しい。 顔も赤くなってしまうに決まってる。 「本当にありがとうっ! 相沢くんが止めてくれたから 叩かれずに済んだっ。」 どうして、叩かれそうになっていた 理由とか、詳しい内容とか 相沢くんは聞いてこなかった。 そのかわり、 「また、こんなコトあったら いつでもオレに言って! 野々村のコト助けるから…。」 そんな、カッコいい言葉を 私の胸に残していった。