今ワタシ、片思い中。



え、どうゆうこと?
全然わからないけど、何かが起こることくらいはわかる。

私は動揺して、その場に
座りこんでしまった。


すると、上から
坂本さんが睨んできて、
私の目の前に座り込む。

「ねぇ、野々村さぁん?
最近爽とよく話してるよね?
野々村さんが男子と話すなんて
なんだか新鮮ーー。
女子ともろくに話さないくせに。
まさか、好きとかじゃないよねー?」



坂本さんたちは
笑いながら私をからかうように言う。