「ううん。 相沢くんは何もしてないよ…」 「じゃあ、どうして泣いてるの?」 私が、何も言わず下を 向いていると、 「屋上いこっか!」 「えっ?」 「行こうとしてたんだろ? 屋上っ!」 「でも、相沢くんまで、 授業サボっちゃう事になるよ」 「いいよ! 前にも言っただろ? たまにはサボりも必要だって」 確か、 初めて相沢くんと喋った日。 私が好きになった日。 その時も、保健室でサボってて、 今と一緒の事を言っていた。